はじめに
みなさん、こんにちは!3年前、うちの家族で思い切ったことを始めたんです。そう、ハイエースワゴンを買って車中泊デビューしちゃいました。
当時、子どもたちは成長期まっさかり。家族旅行のたびに宿探しや荷物制限で頭を悩ませてたんですよね。そんなとき「車中泊って、もしかしていいんじゃない?」って思いついたんです。
で、なんでハイエースの中でもワゴンにしたかって?それが、うちの家族にピッタリだったんです。
ハイエースって、主にバンタイプとワゴンタイプがあるんですよ。バンは荷物運び特化、ワゴンは人を運ぶのがメイン。うちが選んだワゴンタイプ、特に10人乗りには、これがすごいっていう点がいくつかあったんです:
- 広々とした室内空間
- 快適な乗り心地
- シートアレンジの自由度
- 日常使いの利便性
正直、バンタイプもいいなって思いました。でもね、うちの「みんなでワイワイ楽しむぞ!」っていう感じには、ワゴンの方がピッタリだったんです。
この3年間、ハイエースワゴンのおかげでたくさんの楽しい思い出ができました。車中泊初心者だった私たちが、どうやってこの10人乗りの大きな車を快適な移動式おうちに変身させていったのか。その過程で気づいたワゴンならではの良さとか、ぶち当たった壁とその乗り越え方とか、これから話していきますね。
✔︎ キャンプ歴:20年|4人家族のお父さん
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実際に興味を持った内容を調べた上で、自分なりの考えをお伝えさせていただきますね!
ハイエースワゴンの魅力
さて、ここからはハイエースワゴンの魅力について、もっと詳しく話していきますね。最初は「大きな箱」っていう印象しかなかったんですけど、使えば使うほど「これ、すごいじゃん!」って思うようになりました。
10人乗りの驚異的な収容力と多彩な使い方
まず、圧倒的な広さと収容力。うちは4人家族なんですけど、この10人乗りのおかげで、家族の使い方がグンと広がったんです。
例えば、休日には別の家族を誘って、8人で海水浴に行ったりします。大人4人、子ども4人でも全然余裕。道具もたっぷり積めるから、準備も楽チンなんです。
それに、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に旅行に行けるようになったのが、本当に嬉しいんです。4人家族2組に祖父母2人を加えても10人ピッタリ。3世代旅行が手軽にできるようになって、家族の絆も深まった気がします。
キャンプのときなんかは最高ですよ!テント、寝袋、調理器具、自転車まで積んでも、まだ座れるスペースが残るんです。「荷物か人か」で悩まなくていいのが、本当に助かります。
10人乗りならではの活用シーン
10人乗りの魅力って、実は日常生活でも活きてきます。例えば:
- 子どもの送迎: うちの子どもの習い事の送迎を、近所の家族と協力してやってるんです。1台で4、5人の子どもを送迎できるから、親の負担が大幅に減りました。
- 職場の送迎: たまに会社の飲み会の後の送迎に使ったりもします。7、8人乗せても余裕だから、みんなに喜ばれますよ。
- 引っ越しの手伝い: 友達の引っ越しを手伝うときも大活躍。人も荷物もたくさん運べるから、「ハイエース持ってる友達」って重宝がられちゃいます。
- 災害時の避難: 幸い使う機会はなかったけど、災害時の避難にも心強いんです。家族だけでなく、ご近所さんも乗せて避難できる。地域の防災訓練で話題になりましたよ。
快適な乗り心地と広々とした室内空間
車内の居心地の良さも特筆もの。長距離ドライブでも、思ったより疲れないんです。シートの座り心地がいいのもあるんですけど、天井が高くて圧迫感がないのも大きいかな。
停まった時に立ち上がれるってのが、意外と重要なんです。体を伸ばしたり、着替えたりするのに、これが結構便利なんですよ。
ファミリーでの使用に最適な理由
ファミリーでの使用を考えると、ワゴンって本当にいいんです。例えば:
- 多様なシートアレンジ: 人数や荷物の量に合わせて、シートのレイアウトを変えられるんです。長い荷物を積むときは2列目を倒して、みんなでくつろぐときは対面にしたり。これ、結構楽しいんですよ。
- 安全性: 車体が大きいぶん、事故の時の安全性も高いんです。それに、最近のモデルは運転支援システムも充実してて、長距離運転も安心。
- 快適装備: エアコンの効きがいいし、後部座席用のサンシェードもついてる。小さい子がいる家族には、これ重要ですよね。
- 成長に合わせた使い方: 子どもの成長に合わせて使い方を変えられるのも魅力。赤ちゃんの時はベビーベッド代わりに、大きくなったら友達と遊びに行くのに。長く使えるんです。
正直、デメリットもありますよ。駐車場探すのが大変だったり、燃費があんまりよくなかったり。でもね、家族での思い出作りや、快適な旅を考えると、これくらい全然許容範囲なんです。
ハイエースワゴンって、単なる車じゃなくて、家族の冒険を支えてくれる相棒みたいな存在。使えば使うほど、その魅力にハマっていきますよ。
ワゴンならではの車中泊カスタム
さて、いよいよ本題!ハイエースワゴンをどうやって快適な車中泊仕様にカスタムしていったか、詳しく話していきますね。うちは4人家族ですけど、時には友達家族や祖父母も一緒に旅行するから、フレキシブルな使い方ができるようにしたんです。
シートアレンジの多様性を活かしたレイアウト
まず最初に取り組んだのが、シートアレンジ。ハイエースワゴンのいいところは、シートの配置をいろいろ変えられるところなんです。
- ベッドモード: 2列目と3列目のシートを倒して、大きなベッドスペースを作りました。4人で寝るなら、大人2人が2列目、子ども2人が3列目って感じ。マットを敷けば快適ですよ。
- テーブルモード: 2列目のシートを前に倒して、そこにテーブルを設置。車内でゆっくり食事を楽しんだり、作業スペースにしたりできるんです。長距離ドライブの休憩時にも重宝しますよ。
- 対面リビングモード: 2列目のシートを後ろ向きにして、3列目と向かい合わせに。真ん中にテーブルを置けば、まるで小さなリビングルーム。家族団らんや友達とのおしゃべりに最適です。
快適睡眠のための工夫
車中泊で一番大事なのは、やっぱり睡眠の質ですよね。
- ベッドマット: 薄くて軽い、でも寝心地のいいマットを選びました。4枚重ねれば大人でも快適に寝られます。
- 断熱材: 窓ガラスには断熱シートを貼りました。夏は暑さ対策、冬は結露防止になるんです。
- サンシェード: 全窓分のサンシェードを用意しましたよ。プライバシー確保と遮光対策になります。
収納アイデア
限られたスペースを最大限活用するために、収納には特に気を使いました。
- シートバックポケット: 運転席と助手席の後ろに、大きなポケットを取り付けたんです。ここに本やタブレット、子どものおもちゃなんかを入れてます。
- 靴入れボックス: リアゲート近くに専用の靴入れボックスを設置しました。外で遊んだ後の泥んこ靴も、これで車内が汚れる心配なし!
- 多機能カゴ: 2列目と3列目の間に吊り下げ式のカゴを取り付けました。ちょっとした小物や飲み物を入れておくのに便利で、手の届きやすい位置にあるのがいいんです。
電源確保の工夫
車中泊に欠かせないのが電源。でも、うちはあんまり大掛かりな改造はしてないんです。
- ポータブル電源: 大容量のポータブル電源を導入しました。スマホの充電はもちろん、小型の炊飯器や電気ケトルも使えますよ。
- USBポートの増設: 純正のUSBポートだけじゃ足りないから、シガーソケット用のUSB充電器を追加したんです。家族全員のデバイスが同時に充電できて便利です。
- LED照明: 電力消費の少ないLEDライトを数個用意しました。車内を明るくできるし、夜の読書にも重宝するんです。
快適性を高める小技
最後に、快適性を高めるためのちょっとした工夫をいくつか紹介しますね。
- 網戸: リアゲートに簡易の網戸を取り付けました。虫を気にせず外の空気を楽しめますよ。
- ロール式サンシェード: サイドウィンドウ用にロール式のサンシェードを取り付けました。必要なときだけサッと引き出せて、使わないときはコンパクトに収納できるんです。プライバシー保護にも日よけにも大活躍ですよ。
- フレグランスオイル: 車内の雰囲気作りに、フレグランスオイルを活用しています。森林や海辺の香りを選んで、車っぽくない空間を演出。リラックス効果も抜群で、長時間の移動でもストレスを感じにくくなりました。
こうしてみると、結構いろいろカスタムしてきたなぁ。でも、これ全部一気にやったわけじゃないんです。少しずつ、家族の要望や使い勝手を見ながら改良してきたんですよ。
みなさんも、もしハイエースワゴンでの車中泊を始めるなら、まずは最小限の装備から始めて、徐々に自分たち家族に合ったスタイルを作っていくのがいいと思いますよ。次は、実際に使ってみて分かったメリットについて話していきますね!
3年間で分かったワゴンの車中泊メリット
さて、ここまでハイエースワゴンの魅力やカスタム方法についてお話してきましたが、実際に3年間使ってみて初めて分かったメリットがたくさんあるんです。ここからは、そんな”使ってみて分かった”良さについて、たっぷりお話しますね。
家族の絆が深まる
まず何より大きかったのが、家族の絆が深まったこと。狭い空間で過ごすからこそ、家族との会話が増えたんです。
- 会話の質が変わる: 普段の生活では聞けないような、子どもたちの本音を聞けることが増えました。星空の下で語り合う夜の時間が特に貴重です。
- 共同作業の楽しさ: 車中泊の準備や片付けを家族みんなでするので、自然と協力する機会が増えました。子どもたちも「自分の役割」を果たすことで、責任感が育ってきたように思います。
思い立ったらすぐ出発
ホテルの予約や段取りを考える必要がないので、「今週末、どこか行こうか」というノリで気軽に出かけられるようになりました。
- 季節の絶景を逃さない: 桜の開花情報や紅葉の見頃など、タイミングが難しい絶景スポットも、思い立ったらすぐに行けるんです。
- 混雑を避けられる: 人気スポットでも、早朝や夕方に到着できるので、ゆっくり楽しめます。
旅の自由度が格段にアップ
行き先や滞在時間を気にせず、自分たちのペースで旅を楽しめるようになりました。
- 予定変更が容易: 天気が悪くなったら予定を変更、どこか良さそうな場所があれば急遽立ち寄る。そんな融通の効く旅ができるんです。
- 長期旅行が現実的に: 宿泊費を気にせずに長期の旅行ができるので、日本一周なんていう大冒険も夢じゃなくなりました。
子どもの成長に合わせた活用
子どもの年齢や興味の変化に合わせて、車の使い方も変化させられるのが面白いですね。
- 幼児期: 昼寝スペースとして重宝。長距離移動も快適でした。
- 小学生: 友達を連れてのキャンプが大人気。車内が秘密基地になります。
- 中学生以降: 部活の遠征や習い事の送迎に大活躍。荷物が多くても余裕で対応できます。
災害時の安心感
実際に使う機会はなかったですが、災害時の避難や一時的な生活拠点として使えるという安心感は大きいです。
- 自家発電: ポータブル電源があれば、最低限の電気は確保できます。
- プライバシーの確保: 避難所よりもプライベートな空間が確保できるのは、精神的に大きな支えになりそうです。
趣味の幅が広がる
車中泊を始めてから、家族みんなの趣味の幅が広がりました。
- アウトドア活動の充実: キャンプ、釣り、星空観察など、アウトドア系の趣味が充実しました。
- 写真撮影: 朝焼けや夕焼けなど、いい時間に現地に居られるので、写真撮影が楽しくなりました。
- ご当地グルメ巡り: 遠方のご当地グルメも気軽に楽しめるようになり、食の冒険が増えました。
経済的なメリット
最初は「高いな」と思った車両価格も、使ってみると意外とコスパが良いんです。
- 宿泊費の大幅削減: 特に家族4人となると、宿泊費の節約は大きいです。
- 食費の節約: 車内で自炊できるので、外食費も抑えられます。
- レジャー費の有効活用: 宿泊費が浮いた分、体験型のレジャーにお金をかけられるようになりました。
人との出会い
意外だったのが、車中泊を通じて新しい出会いがあったこと。
- 車中泊仲間との交流: 道の駅やキャンプ場で、同じ車中泊ファミリーと知り合うことが増えました。情報交換が楽しいんです。
- 地元の人との交流: 地方を旅していると、地元の人が気さくに話しかけてくれることも。その土地ならではの情報を教えてもらえるのが嬉しいですね。
使えば使うほど、ハイエースワゴンの良さが分かってきて、今では家族にとってなくてはならない存在になっています。もちろん、課題もありますよ。でも、それ以上にメリットの方が大きいんです。
次は、実際に使ってみて感じた課題と、その対策について話していきますね。車中泊ライフを始めようと思っている人は、参考にしてみてください!
ワゴンならではの課題と対策
ハイエースワゴンでの車中泊生活、いいことばかりじゃないんです。3年間使ってみて、いくつか課題にぶつかりました。でも大丈夫。それぞれに対策を見つけてきたので、これから車中泊を始める方の参考になればと思います。
夏の暑さ対策
ワゴンは窓が多くて開放的な反面、真夏は温室効果で車内が驚くほど暑くなるんです。
対策:
- 専用のマルチシェード: 全窓にピッタリサイズのマルチシェードを取り付けました。断熱効果が抜群で、プライバシー保護にも一役買ってます。
- サーキュレーター: USB駆動の小型サーキュレーターで空気を循環。体感温度がグッと下がります。
- ポータブル冷蔵庫: 車中泊用の冷蔵庫は飲み物だけじゃなく、弱冷モードで車内の温度調節にも使えるんです。
- 早朝移動: 暑い時期は早朝に移動。日中は涼しい場所でのんびり過ごします。
駐車場所の確保
10人乗りのワゴンは大きいので、駐車には一苦労。特に都心部では大変です。
対策:
- 専用アプリの活用: 大型車OKの駐車場を簡単に探せるアプリを使っています。
- 道の駅の利用: 大型車スペースのある道の駅を積極的に活用。全国の情報をこまめにチェック。
- バックモニターの設置: 後付けのモニターで駐車の苦手意識が劇的に改善しました。
燃費の問題
大型車の宿命ですが、燃費の悪さは財布に響きます。
対策:
- エコドライブの実践: 急な加速や減速を控えめに。想像以上に燃費が良くなりました。
- 不要な荷物を減らす: 積載重量を減らすだけでも、燃費改善に一役買います。
- タイヤ空気圧の管理: 適切な空気圧を保つことで、燃費と乗り心地が向上。
- ルート選択の工夫: 高速道路より一般道を使うなど、状況に応じて選んでいます。
プライバシーの確保
窓が多いのは良いのですが、中が丸見えになりやすいのが難点です。
対策:
- カーテンの設置: 簡易カーテンを全窓に。マグネット式で着脱も簡単です。
- 間仕切りの活用: 運転席と後部座席の間に目隠しシートを。外から覗かれる心配なし。
- ウィンドウフィルム: リアガラスには薄めのスモークフィルムを。プライバシーと採光のバランスが取れます。
収納スペースの確保
4人分の荷物を積むと、あっという間に車内が手狭に。
対策:
- ルーフバッグの活用: 車上にかさばる荷物を。車内がスッキリします。
- 多機能収納グッズ: シートバックポケットや収納ボックスで小物をスマートに整理。
- 床下収納の工夫: 床下にも収納スペースを作って、長期保存品はそこへ。
洗濯問題
長期旅行では洗濯が大きな課題。でも工夫次第で何とかなります。
対策:
- ポータブル洗濯機の導入: 小型の手動式洗濯機で、少量なら十分対応できます。
- 速乾性衣類の活用: 夜洗って朝には乾く、旅行用の衣類を多用しています。
- コインランドリーの利用: 大物洗濯はコインランドリーで。全国のランドリー情報アプリを重宝してます。
まとめ:ハイエースワゴンで叶える、自由で豊かな車中泊ライフ
さて、ここまでハイエースワゴンでの車中泊生活について、私たち家族の3年間の経験をお話ししてきました。振り返ってみると、本当にたくさんの思い出と学びがあったなと感じます。
まず、ハイエースワゴンを選んだ理由から始まり、その魅力、特に10人乗りならではの広々とした空間や多彩な使い方について紹介しました。家族での旅はもちろん、友人を誘っての遠出や、三世代旅行まで可能にしてくれる、まさに万能な相棒です。
そして、どのようにして車内をカスタマイズしていったか。ベッドモードやリビングモードなど、様々なシートアレンジの工夫や、快適に過ごすための電源確保の方法など、試行錯誤の末に辿り着いた私たちなりの解決策をお伝えしました。
3年間使ってみて初めて分かったメリットも多かったですね。家族の絆が深まったこと、旅の自由度が格段に上がったこと、そして子どもたちの成長に合わせて車の使い方も進化していったことなど、車中泊ライフならではの魅力を感じています。
もちろん、課題もありました。夏の暑さ対策や駐車場所の確保、燃費の問題など、大型車ならではの悩みもありました。でも、それらを一つ一つ克服していく過程も、家族みんなで楽しむことができました。
ここまで読んでくださった皆さん、ハイエースワゴンでの車中泊ライフに、少しでも興味を持っていただけたでしょうか?
実は、まだまだお話ししたいことがたくさんあるんです。
次回は、長期使用で気づいた改善点や、カスタムの進化の過程についてより詳しくお話しする予定です。車中泊の裏技や、おすすめのスポット情報なども盛り込んでいきたいと思います。
さらに、実際に車中泊を始める際の注意点や、初心者の方へのアドバイスなども用意しています。ハイエースワゴンでの車中泊に興味を持ったけれど、まだ踏み出せていない方の背中を押せるような情報をお届けしたいと思います。
車中泊ライフは、家族それぞれの個性や希望に合わせて作り上げていくもの。私たちの経験が、皆さんの新しい冒険の始まりのヒントになれば嬉しいです。
次回の記事もお楽しみに。そして、いつか道の駅やキャンプ場で、同じようにハイエースワゴンで楽しむ皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!
それでは、また次回。Happy Camping & Happy Car Life!