【見積明細公開】2026年式発表の裏で「2025年式モンキー125」を即決した理由。4万円の差をカスタムに回す賢い選択。
「ついに、この時が来ました。」
2026年1月30日。バイク界が新型モンキー125の国内発表に沸く中、私はあえて「2025年モデル」の契約書に判を押しました。
最新モデルのチェック柄シートや新色の登場に、心が揺れなかったと言えば嘘になります。でも、ハイエースという「母艦」に積んで、息子たちと新しい景色を見に行く「偵察機」としての理想を突き詰めたとき、私の答えは一点の曇りもなく「2025年モデル」に固まりました。
選んだカラーは、無骨さと知性が同居するパールカデットグレー。
今回の記事では、新型発表というお祭り騒ぎの裏側で、なぜ私が旧型を狙い、そして熾烈な争奪戦を勝ち抜いて「最後の一台」を確保するに至ったのか。その全貌を公開します。
そこには、単なる「安さ」だけではない、バイク王を活用した賢い乗り換え戦略や、バイク業界にも押し寄せる「ダイナミックプライシング」の驚くべき実態がありました。
「最新の2026年モデルか、それともあえての旧型か」
迷っている全てのバンライファー、そしてパパライダーの皆さんへ。私のこの決断が、あなたの最高の一台を選ぶヒントになれば幸いです。
この記事を書いている「ラボ」のメンバー
D介|キャンプ歴20年・理論派
キャンプ歴20年、車中泊歴4年。2児の父。「遊びも資産管理もロジカルに」がモットー。最新ガジェットから愛車の価値まで、徹底的に「効率」と「リセールバリュー」を検証するのが趣味。失敗したくない人のための、データに基づいた本音の解説を担当します。
彩K|お疲れママ・本音派
共働きで限界な毎日を送るママ。夫の趣味に付き添う条件は「いかに楽をして疲れないか」。準備も売却手続きも「面倒なことはパス」。主婦・初心者目線で、家事ゼロ化やスマホ完結の最短ルートを厳しくチェックします。
「120%のこだわり」と「0%の家事負担」。この二つの視点で、本当に納得できる答えだけをレポートします。
ハイエース積載におけるモンキー125のポテンシャルは以下記事から
スペックも型式も同じ。なのに価格は4万アップ。私が「NO」を突きつけた理由

新型(2026年モデル)の国内仕様が発表された瞬間、私が真っ先に確認したのは「中身(スペック)」でした。結論から言うと、走行性能を左右する主要なパーツに変更点はありませんでした。
さらに驚いたのは、型式がどちらも同じ「JB05」であるということ。
| 項目 | 2025年モデル(私の選択) | 2026年モデル(新型) |
| 型式 | 8BJ-JB05 | 8BJ-JB05 |
| 変速機 | 5速マニュアル | 5速マニュアル |
| 車両重量 | 104kg | 104kg |
| 定価(税込) | 440,000円 | 495,000円 |
同じ型式「JB05」でありながら、メーカー希望小売価格は55,000円もアップしています。実売価格の差にしても約4万円の開き。
「中身が同じなのに、チェック柄のシートと新しい配色だけに4万円以上の価値を感じるか?」
そう自分に問いかけたとき、私の答えは明確でした。最新の記号性を追うよりも、その予算を自分好みの「使い勝手」に投資する方が、私のバンライフはより豊かになると確信したのです。
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「4万円の差」をカスタム費用に換算すると?
「せっかくなら最新の2026年式がいいのでは?」という迷いもありました。しかし、家計を預かる父親として、そして一台のバイクを長く愛したいオーナーとして、私はこう考えました。
「浮いた4万円があれば、何ができるか?」
- シフトインジケーター(約2.5万円): 5速モンキーを迷わず操るための必須装備。
- USB-Cポート(約0.5万円): 息子たちとの探検に欠かせない、スマホナビの生命線。
- 高品質なラダーレール(約1.5万円): ハイエースへの積載を劇的に楽にする。
- 残り: 家族で少し豪華なランチを楽しむためのお釣り。
スペックも型式も同じなら、浮いた予算でこれだけの「実用性」を手に入れられる。この事実は、私にとって新型を待つ理由を打ち消すのに十分な、合理的で戦略的な判断材料となりました。
デザインの「余白」を求めて
もう一点、私が2025年モデルにこだわったのは、その「配色のシンプルさ」です。
新型はタンクのデザインやシートに強い主張がありますが、2025年モデルのパールカデットグレーは非常にシンプル。この落ち着いたグレーこそが、今後少しずつ手を加えていく私にとって、最高のキャンバスに見えました。
ハイエースのウッド内装や、愛用している無骨なキャンプギアと並べたとき、この「余白」のあるデザインが最高の調和を生んでくれる。最新が常に自分にとっての「最善」とは限らない――。それが、私がこの一台に決めた理由です。
異常事態:新型発表で「在庫の価値」が跳ね上がった?
「スペックも型式も同じなら、2025年モデルの在庫を確保するのが最善だ」――そう確信した私は、すぐにバイク情報サイト「グーバイク」を開きました。しかし、そこで私を待ち受けていたのは、想像を絶する「争奪戦」の光景でした。

問い合わせのたびに返ってくる「売約済み」の文字
新型発表からわずか数時間。私が目を付けていた「パールカデットグレー」の在庫車に片っ端から問い合わせを入れましたが、返ってくるのは無情な回答ばかりでした。
- 「申し訳ありません、つい1時間前に売約済みとなりました」
- 「本日だけで5件以上問い合わせが重なっており、すでに商談中です」
2026年モデルの大幅な値上げ(4.95万円アップ)を見て、私と同じように「賢い選択」をしようと動いたライダーが、全国に溢れかえっていたのです。
一晩で3万円の値上げ。バイク界の「時価」を目の当たりにする
さらに驚いたのは、ある店舗での出来事です。昨日まで「本体価格 40万円」で掲載されていた在庫車が、翌朝には突如3万円も値上げされていたのです。
驚いてそのショップの方に理由を尋ねると、非常に生々しく、かつ納得せざるを得ない答えが返ってきました。
「バイクもホテルや航空券と同じで、市場の需給に合わせて価格を変える『ダイナミックプライシング(変動料金制)』を取るケースがあります。今回は新型の値段だけが上がり、スペックに差がなかったため、相対的に今の在庫の価値が上がったと判断し、価格を引き上げました。」
まさに、欲しいと思った瞬間が最安値。バイク業界にも、これほどまでにシビアな「時価」の波が押し寄せているのだと痛感しました。
執念で確保した「最後の一台」

このままでは、安く買うどころか、在庫そのものが市場から消えてしまう……。焦りを感じながらさらにリサーチを続けた結果、運良く一台だけ、新型発表前の適正価格を維持してくれているショップを見つけることができました。
「すぐに押さえてください!」
迷わず電話を入れ、なんとか商談の権利を確保。新型発表に伴う混乱と、価格高騰の波に飲み込まれる直前で、私は「理想の相棒」を適正な条件で手に入れる切符を手にしたのです。
公開!これが執念で勝ち取った「最終総額 48.8万円」の全貌
新型発表による狂騒と、目の前で在庫価格が上がっていく恐怖。そんなギリギリの状況下で、私が滑り込みで確保した「パールカデットグレー」の最終的な見積もりがこちらです。
当初のグーバイクでの見積もりから、実用性を高めるオプションと工賃を乗せた、リアルな「乗り出し価格」を公開します。
諸経費・オプション込みの「完全版」見積もり
当初の車体ベースの見積もりから、私が「これだけは譲れない」と追加したオプション費用と工賃を合算した最終的な数字がこちらです。
【最終お見積り明細】
- 車両本体価格: 369,000円
- 非課税分諸費用計: 6,910円
- 課税分諸費用計: 23,000円
- 追加オプション・工賃合計: 45,500円
最終お支払総額(税込): 488,160

最終的な着地は、488,160円となりました。
新型の「定価以下」で、フル装備を手に入れた悦び
ここで一度、冷静に比較してみましょう。今回発表された2026年の新型モデル(JB05)は、車両本体の定価だけで495,000円です。
つまり、私は「最新型の『素』の車体価格よりも安い金額」で、登録諸費用はもちろん、欲しかったオプションパーツとその取り付け工賃まで全てを賄うことができたのです。
もし新型で同じ内容(オプション+工賃)をオーダーしていたら、総額は間違いなく55万円を軽く超えていたはず。その差、実にして約7万円弱。
浮いた7万円で、冒険の質を上げる
スペックも型式も同じバイク。一瞬の判断の速さで手元に残ったこの「7万円」という余剰金は、バンライファーにとって非常に大きな意味を持ちます。
ハイエースの燃料を満タンにして、息子たちと何度も遠出ができる。あるいは、旅先でのキャンプ飯を少し豪華にしたり、ずっと欲しかった高品質なラダーレールを新調したり。
この見積もり書は、単なる購入の記録ではありません。情報に踊らされず、自分のライフスタイルにとっての「最善」を、最も賢いタイミングで掴み取ったという、戦略的な勝利の証明なのです。
理想の「偵察機」選び:重いバイクからモンキーへ、ライフスタイルをシフトする
今回、私がモンキー125(JB05)の購入を決めた最大の理由は、これまでの「バイクの楽しみ方」を根本から見直したことにあります。
かつては「バイクといえば、パワーがあって高速を飛ばせる大型」こそが正義だと思っていました。しかし、ハイエースを母艦とするバンライフ、そして子供たちとの外遊びが中心の今、私の優先順位は大きく変わりました。

「重さ」が冒険のブレーキになっていないか?
もしあなたが、200kgを超える大型バイクを所有しているなら、心当たりはありませんか?
- 積載のプレッシャー: 一人でのラダーレール昇降は、常に転倒や腰痛のリスクと隣り合わせ。
- 準備の億劫さ: 「今日は積み込みが大変だから、バイクはやめておこうかな……」という小さな妥協。
- 現地での制約: 旅先の細い路地や未舗装のキャンプ場では、重いバイクを扱うのは正直ストレス。
その点、車両重量104kgのモンキー125は、まさに「自由」そのものです。ハイエースへの積み下ろしは驚くほど軽快で、現地に到着してからも、小学生の息子たちをケアしながら片手間で扱える。この「気軽さ」こそが、今の私が必要としていたスペックでした。
ガレージの「眠れる資産」を「最高の冒険機」に変える提案
もしあなたのガレージに「最近、重くて出番が減ったな……」というバイクが眠っているなら、今こそが最高の「資産整理」のタイミングかもしれません。
新型発表で125cc市場がこれほどまでに活気づいている今、大きなバイクを卒業し、モンキーのような「使い切れる相棒」へ乗り換える。これは、単なるダウンサイジングではなく、「遊びの質を上げるための戦略的なシフト」です。
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「リセールバリュー」という安心感
モンキー125は、バイク界の「ハイエース」や「ランドクルーザー」と同じく、リセールバリューが異常に高いことで知られています。
今、賢いタイミングで納得の一台を手に入れておけば、数年後にライフスタイルが変わって手放す際も、高い価値を維持してくれるはず。つまり、これは単なる消費ではなく、価値の目減りしにくい「遊びへの投資」なのです。
大きなバイクで風を切る楽しさも格別です。でも、今の私には、ハイエースのリアゲートを開け、グレーの相棒をサッと降ろして、息子たちと土手をトコトコ探検する未来の方が、ずっと贅沢に感じられたのです。
「素」のままでは終わらせない。納車時にオーダーした2つの神器

無事に商談を終え、注文書にサインを済ませました。 今回のパールカデットグレーは、その「シンプルの極致」とも言えるルックスが最大の魅力です。基本的には、これから時間をかけて自分好みの「バンライフラボ仕様」にカスタムしていくつもりですが、「これだけは最初から付いていないと困る」と断言できる、実用的・機能的なパーツを2点だけオーダーしました。
約5万円のオプション・工賃の大半を占める、私のこだわりがこちらです。
① 今何速?を解消する「シフトインジケーター」

モンキー125は現行モデルから5速ミッションへと進化し、走りの楽しさが劇的に向上しました。しかし、一つだけ弱点があります。それは「今、何速に入っているのか」が標準のメーターでは分からないこと。
「信号待ちでローに戻したつもりが、実は2速だった……」 「幻の6速を探して、何度もシフトアップ操作をしてしまう……」
特に、ハイエースから降ろして慣れない土地をトコトコ探検する際、こうした小さな操作ミスは意外とストレスになります。パッと目線を落とすだけで現在のギアが数字で分かる安心感は、ライディングの余裕に直結します。
② 現代の冒険の生命線「USB-Cポート」
ハイエースという母艦を離れ、モンキーで細い路地の奥へと分け入る「偵察任務」。そこで不可欠なのが、スマホによるナビゲーションです。
今の時代、もはやUSB-Aではなく「USB-Cポート」であることは譲れません。
- 高速充電: 短距離の移動でも、デバイスを確実に回復させるパワー。
- 規格の統一: 普段持ち歩くガジェット類とケーブルを一本化できるスマートさ。
旅先でスマホの電池が切れるという事態は、冒険において最も避けたいリスク。ハンドル周りをスッキリさせつつ、確実な電源を確保する。これはもはや、現代のツーリングにおける「標準装備」と言えます。
結び:最新の「JB05」と歩む、新しいバンライフのカタチ
新型発表の喧騒の中で、あえて手に入れた2025年モデルのJB05。 最新の「2026年仕様」による4万円の価格アップを賢く回避し、その予算をこうした**「本当に必要な実用的カスタム」**に充てる。これこそが、情報に踊らされない、地に足のついた選択だと自負しています。
今回、最終的なお支払総額は488,160円となりました。
最新型の「車両本体価格(定価)」とほぼ変わらない金額で、登録諸費用から実用オプション、工賃まで全てを賄えたことになります。
息子たちの前で、リアゲートを開ける日
モンキー125は一人乗りの楽しみが凝縮されたバイクです。子供たちとタンデムで風を切るわけではありませんが、ハイエースからこの「グレーの小さな相棒」が姿を現す瞬間、小学5年と2年の息子たちがどんな顔をするか――。それが今から楽しみでなりません。
父が一人、知らない道の奥へと消えていき、少しして満足げな顔で戻ってくる。そんな背中を見せるのも、一つの「親子の時間」の在り方ではないかと思っています。
さあ、注文は完了しました。 あとは納車の日を待ち、ハイエースのリアゲートを大きく開け放つだけです。



