1. 序論:『わくわくゲート』の便利さと、車中泊の「絶望」

ホンダが産んだ傑作、ステップワゴン。特にRP系の「わくわくゲート」は、狭い駐車場での荷物の出し入れに革命を起こしました。しかし、一歩キャンプ場に入り、車内を「居住空間」として使おうとした瞬間、ある事実に気づくはずです。

「あれ、床がフラットにならない……?」

日常を100点にするためのギミックが、非日常を50点にしてしまう。2026年、多くのステップワゴンオーナーがこの「ジレンマ」に気づき、次々とハイエースへの移行を決断しています。

この記事を書いている「ラボ」のメンバー

D介 D介|キャンプ歴20年・理論派

キャンプ歴20年、車中泊歴4年。2児の父。「遊びも資産管理もロジカルに」がモットー。最新ガジェットから愛車の価値まで、徹底的に「効率」と「リセールバリュー」を検証するのが趣味。失敗したくない人のための、データに基づいた本音の解説を担当します。

彩K 彩K|お疲れママ・本音派

共働きで限界な毎日を送るママ。夫の趣味に付き添う条件は「いかに楽をして疲れないか」。準備も売却手続きも「面倒なことはパス」。主婦・初心者目線で、家事ゼロ化やスマホ完結の最短ルートを厳しくチェックします。

「120%のこだわり」と「0%の家事負担」。この二つの視点で、本当に納得できる答えだけをレポートします。


2. 物理的限界:なぜ『マジックシート』はバンライフに向かないのか?

ステップワゴンの最大の武器である「3列目床下格納(マジックシート)」が、車中泊では3つの大きな壁となります。

① 床面の断熱・防音施工が不可能

本格的なバンライフに欠かせないのが、床面の断熱材施工です。しかし、シートを床下に収納する構造上、床を厚くすることができず、冬の底冷えを防ぐことができません。

② 重重量物の積載制限

床下収納ユニットの上には、ポータブル電源や本格的なサブバッテリーシステム、さらには重い調理器具などを常設することが困難です。床が「中空」であることは、居住空間の拡張性を著しく削ぎ落とします。

③ 「わくわくゲート」廃止によるアイデンティティの喪失

現行モデル(RP8等)でわくわくゲートが廃止されたことで、既存のRP系オーナーの「乗り換え先」が迷走しています。同じミニバンに乗り換えても「不便になるだけ」なら、いっそ広大な空間を持つハイエースへ——。この心理的揺らぎが、今、最大級のチャンスとなっています。


3. 経済的現実:5年落ちで訪れる『リセールバリューの崖』

ステップワゴンオーナーが最も直視すべきは、中古車市場における**「5年・5万キロの壁」**です。

年式(RP系)買取相場データ(2025年実績)特徴
3年落ち450万円〜480万円新車価格に近い驚異の高値を維持
5年落ち146万円〜223万円ここで価格が「崖」のように急落
ハイエース(5年落ち)280万円〜320万円5年経っても価値が落ちにくい

データが示す通り、ステップワゴンは5年を境に買取価格が半分以下に転落するトレンドにあります。

「価値が残っているうちに売却し、価値が落ちない資産(ハイエース)へポートフォリオを組み替える」。 これは浪費ではなく、家族の資産を守るための「ディフェンシブ(防衛的)な投資」です。

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4. ハイエースへの移行:日常の『わくわく』を再定義する

「でも、ハイエースは大きすぎるし、乗り心地が……」という不安。実は、ステップワゴン(RP系)とハイエース(標準ボディ)を比較すると、意外な事実が見えてきます。

  • サイズ感: 実は全長・全幅ともにステップワゴンとほぼ同じ。むしろ最小回転半径はハイエースの方が小さく、スーパーの駐車場での取り回しはハイエースに軍配が上がります。
  • 乗り心地の解決: ステップワゴンの売却で得た「差益」を使えば、コンフォートリーフやショックアブソーバーの交換(約15万円〜)が可能です。これにより、家族も納得のしなやかな乗り心地が手に入ります。
  • 収納の正解: 「床下」に隠すのではなく、ハイエースの広大な「横幅」と「高さ」を活かし、ベッドキットの下にすべてのギアを飲み込む。これこそが、バンライフにおける真の収納の正解です。
【保存版】ハイエースは「最高の貯金箱」だ。家族も仕事も妥協しない会社員の私が辿り着いた、損しない・楽できる遊びの最適解 冬の冷え込みが厳しい平日、19時。塾の入り口から少し離れた暗がりに停めたハイエース。車外は凍えるような北風が吹いていますが、私の車内は...

5. 結論:日常の「便利」を捨てて、人生の「自由」を獲る

ステップワゴンは、あなたの家族を「目的地」まで快適に運んでくれました。しかしハイエースは、あなたの家族を「そこがどこであれ、最高の居場所」にしてくれます。

子供が「パパ、今日はどこで寝るの?」と目を輝かせる。そんな週末を、ステップワゴンのリセール価値が残っている**「今」**、手に入れませんか?

まずは、あなたのステップワゴンが「崖」に差し掛かっていないか。世界標準の査定で、その「真の時価」を確認してください。

【2026年最新】ハイエースのリセールバリューが異常な理由。3年乗っても「差額」が少ない、賢い資産防衛術 「500万円近い車を買うなんて、うちの家計では無謀すぎる……」 そう思っていませんか? 実は、私も以前はそうでした。 しか...

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編集後記:41歳パパ、D介の視点

調布の住宅街を走るステップワゴンを見るたび、その完成度の高さに敬意を表します。でも、一歩奥多摩や長野の山奥へ入ると、ハイエースの「無敵感」には敵いません。私もかつてはミニバンのギミックに惹かれていましたが、ハイエースという「究極の箱」を手に入れた今、もう戻ることはできません。資産価値を守るなら、決断は早い方がいい。それが「バンライフラボ」の結論です。

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hohoge
キャンプ歴20年|4人家族のお父さん| 仕事でネットショッピング業界と関わっていたことの経験を活かし、良い商品を損しない買い方を実践中|個人でも年間数百万円をネットショッピングで消費