「これっていいのかな?」
車中泊やバンライフを始めると、今まで車を使っていた時とは違った形で不安に感じるシーンが出てきます。
そんな時の疑問や行動について落ち着いて判断できるように情報を整理しました。
- 車中泊するとき冷暖房つけておきたいからエンジンをかけっぱなし
- 家族を寝かせながらの車移動
- 車内からのリモコンキー施錠
知らないとやってしまいそうなNG行動①
子供が寝苦しそうだ
車の冷暖房つけておきたいからエンジンをかけっぱなしにしておこう
季節によっては寒暖の差も大きく、エアコンはつけておきたくなるわよね
ただ、これはNG行動になるんだよ
理由①:騒音問題
車のエンジン音は乗っている方は気にならなくても、周りは気になります。
特に車中泊スポットや道の駅では他に利用されている方、近隣の住民もいらっしゃるため配慮が必要になります。
理由②:環境への配慮
地球温暖化が叫ばれる中、車の排気ガスの排出は少しでも意識していく事が必要です。
また、近隣の住民にとっては排気ガスの匂いも気になるところですので配慮が必要となります。
理由③:一酸化炭素中毒リスク
冬の車中泊でマフラー部分に万が一雪が積もってしまった場合、塞がれてしまった事で一酸化炭素が逆流し最悪命を失うリスクがあります。
エンジンをかけないとまずそうな気候だと事前に分かっていたら計画を見直した方が良いわね
楽しい旅である事が大前提だからね
ただ、猛暑や寒波など予測していない事態に巻き込まれた場合は命に関わることもあります。各々がケースバイケースで判断して行動してください。
知らないとやってしまいそうなNG行動②
目的地まで距離があるから
子供をベッドモードで寝かせながら夜中のうちに出発しよう
これは確かに理想的だけど、法律的にどうかしら
第1項
自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。(後略)
第2項
自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置(当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。)に乗車させて自動車を運転してはならない。(後略)
引用:警視庁WEBサイト
しっかりと移動中は座席ベルト着用が義務付けられているね
そうね。ただそれ以前に寝かせている状態で万が一事故にでもあったら大変
寝ていても座席で必ずシートベルト着用させよう
知らないとやってしまいそうなNG行動③
さあ車で眠ろう
そうだ鍵を閉めていなかったからリモコンキーで閉めておこう
これは何がいけないの?
トイレに行きたくなった時など、この状態で内側から鍵を手で開けるとセキュリティアラームが誤作動してしまう事があるんだ
寝静まっている時間に大音量のアラームが鳴るのはマズイわね・・
一般的なセキュリティアラームはリモコンキーで施錠したときにスタンバイ状態となります。運転席などの施錠ボタンを押す方法であれば基本問題ないはずです。
セキュリティアラーム機能がある車かどうか、ある場合はどういった条件で発動するか事前に確認しておきましょう。
また、万が一に備えて発動してしまった場合の止め方も要確認です。
まとめ
最後まで読んでいただいた方は、記載のNG行動をしないように車中泊を楽しんでいただけるはずです。
ルールを守り安全第一の車中泊、バンライフを楽しんで、たくさん家族での思い出を作って行きましょう。