バンライフ(車中泊)をする上で、どんなクルマを選ぶ必要があるのか、
特に子連れファミリーはどうやってクルマを選ぶべきかをまとめました。
「楽しく快適な時間を過ごす」車中泊を始める上での参考にしてください。
ファミリー車中泊 考慮ポイント2点
一人車中泊とファミリー車中泊とでは、考慮すべきポイントが大きく変わってきます。
特に小さいお子さんがいる場合は車中泊において「可能な限り快適な環境を用意」する事が絶対的に不可欠です。
「パパ、車中泊つらい!やだ!」
なんてことを言われないように大切なポイントをお伝えします。
人数に合ったスペースの確保
これが唯一にして絶対的な条件です。
子供を入れて3人なのか、5人なのかで必要スペースが大きく変わってきます。
①フルフラットに出来る
シートアレンジでフルフラットになる事が絶対条件です。
ミニバンだとシート形状によっては凸凹してしまうこともあるかと思いますが、その点はマットを用意することである程度カバーはできます。
②天井までの高さに余裕がある
就寝スペースができた上で、
「座った状態で頭が天井に当たるかどうか」というポイントです。
これが地味に大切なんです!
天井高が低いと、常に首や腰を曲げた状態で子供の着替えをサポートしたりご飯を食べさせたりする事になるので快適性には影響が出てきます。
③荷物を逃す場所を確保できる
「就寝スペースが確保できた!」と言ってそれで終わりではないんです。
子連れ家族だと、着替えを始め荷物の量も必然的に多くなります。
運転席、助手席、就寝スペースの下など空間を確保できているかも重要な要素になります。
実際に車を見るときにスペースがどのくらい生まれているかはしっかり見ておいた方がいいよ
就寝スペースがしっかり確保できることで旅の快適性も大きく変わってくるわね
日常利用への影響
車を二台所持するファミリー以外は、日常利用が前提になります。
④駐車スペース
「人数に合ったスペースを確保する」ためにはそれなりに大きい車が必要となり、そうすると自宅やスーパーの駐車スペースにちゃんと置けるかの確認が必要になります。
⑤燃費
サイズが大きい車は比例して燃費が悪くなり、ランニングコストにも影響は出てきます。
立体駐車場は、高さ上限2.1〜2.4メートルが多い印象かな
ガソリン代が高くなってるから、燃費も家計にどのくらい影響があるかしっかり把握してから選んだ方がいいわね
車中泊おすすめ車 厳選3タイプ
ミニバンタイプ
おすすめ家族構成:3人
5人〜8人定員でファミリー御用達タイプ
近年はシートアレンジでフルフラットにできるものも多く出てきており、車中泊も可能
お勧めの車:デリカD5(三菱自動車)
ミニバンタイプの中でも特に外遊びなどアクティブユーザーをターゲットにした車種4WDで走破性もありつつ、定員〜8名でスペースの確保もできる
ワゴン、バンタイプ
おすすめ家族構成:4人
貨物や大人数(〜10人)を運ぶ、一般的な自家用車と比べると大型のタイプ
車中泊をするには融通が効きやすいので、日常使いとのバランスがとても良い
お勧めの車:ハイエースワゴン(トヨタ自動車)
10人乗り且つハイルーフモデル、4WDのベース車もあり、ライトなキャンピングカー(車中泊車)としてベストな車種。多くのビルダーさんからオリジナルのカスタム車が出ている。
キャンピングカータイプ
おすすめ家族構成:5人
車で寝泊りするためにカスタムされたタイプ
ベース車種によって色々なモデルがあるので家族構成やスタイルに合わせて探せる。
お勧めの車:BADEN(トイファクトリー)
外見からは想像できないほどの内装が充実
これ1台で移動しながらの食事を含めた生活が可能
自分にあった車タイプの選び方
簡単にこんなの作ってみました(稚拙)
興味はあるけど、最初の検討の仕方がわからない!と感じた方は参考にしてみて下さい。
結論:おすすめファミリー車中泊にはこのタイプ
ワゴン、バンタイプです。
特にハイエースはとても丈夫(50万キロ走れるとか)でユーザーも多いのでカスタムパーツも豊富かつ、一緒に車中泊を楽しめる仲間も見つけやすいです。
少しでも興味をお持ちの方は、まずはハイエースで情報収集をしていくことをお勧めします。※本ブログでも深掘り記事を今後追加していきます。
まとめ
車中泊に適した車の選び方についてまとめさせて頂きました。
家族構成や求めるものによって多少選択肢は変わってくるかもしれませんが、ファミリー車中泊がとても素晴らしいものであることは変わりません!
是非、車中泊を始めとしたクルマを使ったソトアソビを体験ください!